お茶の正香園は創業して50年を超える仕上げ製茶問屋として、新潟県上越地域を中心に、雪国の気候にあった日本茶を製造販売してまいりました。
創業より磨き続けた茶鑑定の真贋と、それぞれの茶葉が持つ特徴を掴み、その長所をさらに高みへと引き上げる製茶の技術は、弊社の大きな財産だと考えております。
雪国・上越らしいお茶を作りたい
雪の冷気だけを使った、天然の冷蔵庫「雪室(ゆきむろ)」。その雪室の中は、年間を通じ「約0度、湿度100%」という特殊な空間になっています。その雪室で茶葉を熟成させると、柔らかな風味になります。
そんな「雪室銘茶」をもっと手軽に味わって頂きたくて、茶葉をたっぷりと使ったオリジナルプリンを製造販売しています。雪国・新潟の自然が育んだ美味しさをお楽しみください。
雪国・新潟では古くから雪の中に食物を入れ貯蔵する文化がありました。各家庭でも行われていましたが、より多くの食物を貯蔵するために大きな蔵を作り共同で活用することもあり、それらは総称して「雪室」と呼ばれています。
近年になり、環境にやさしい雪冷熱を活用していく手法として見直され、コンクリート等で雪室を作り、真夏でも雪が溶けず通年通して雪冷熱が利用できる「雪室」が増えてきました。雪室内は「低温・高湿度」という特殊な環境が保持されており、新潟県内の様々な食品メーカーが活用し、商品開発を行っています。
弊社は「日本茶の製茶問屋」として商いをしていますが、日本茶を急須で飲み方が減っている現状において、もっと手軽に雪室銘茶のおいしさを味わってもらいたくて、雪室銘茶をふんだんに使ったオリジナルスイーツを開発しました。お子様からご高齢のかたまで、多くの世代の方に楽しんでもらいたくて、プリンを主力商品として製造販売しています。